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血行促進でAGAを予防。毛母細胞へのDHTの流入増加のため血行を良くするとハゲるといわれるがその治療法は

ここ近年、薄毛や抜け毛に悩む人たちの治療法が確立し専門医もたくさん見られるようになりました。薄毛や抜け毛は、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという物質によってDHTというジヒドロテストステロンという悪玉の男性ホルモンに変化し、それが毛母細胞に入りこむと発毛や育毛の働きが抑制しされ、ヘアサイクルも狂い、通常なら2年から6年ある成長期も半年から1年という短い期間に変えてしまい、十分成長しない細くて短い毛が抜け落ちていくという現象です。それは男性型脱毛症「AGA」と称され、男性ホルモンの変化によって起こるというシステムが判明されたために治療法も確立されてきたのです。

このようにAGAは男性ホルモンが原因ということから実は血行促進はNGなのです。なぜなら血行をよくすると男性ホルモンも血液と一緒に頭皮に流れ込みやすくなるという根拠からで、しかも5αリダクターゼは前頭部や頭頂部に多く存在し、DHTの流入増加となってしまうことで薄毛になりやすくなるということになります。以前、頭皮に向かう血管を縛る実験をし、頭皮への血行を悪くしたところ、70%が薄毛改善をしたという結果が見られたということがありましたが、半年後にはまた血管が太くなって薄毛の状態も元に戻ってしまうこともわかったので、その治療法は良くないと現在では行われていませんが、血行を良くするとハゲるという説は定着しているようです。

現在、AGA治療はプロペシア(フィナステリド)という治療薬を用いる方法でおこなわれていて、プロペシア(フィナステリド)はもともと前立腺治療に用いられ男性ホルモンの分泌を抑える作用があり、実際にその治療をしている人の多くが多毛症になったという事実が見られたことで、AGAの治療に用いられるようになりました。日本皮膚科学会ではAGAの診療ガイドラインでAGAに良いとされる様々な治療法や有効成分を多くの臨床データをもとに、有効性や副作用などを照合したうえで推奨度を示していますが、その中でプロペシア(フィナステリド)は推奨度Aランクで「最も勧めることができる」と評価されています。AGAの専門医はそのガイドラインをもとにして治療を行っていますが、実はもう一つ用いられている治療薬があります。それもガイドラインで推奨度Aランクのミノキシジル外用薬というもので、もともとは高血圧などの治療に用いられる血行をよくするための薬ですが、プロペシア(フィナステリド)の服用で男性ホルモンの分泌を抑制しジヒドロテストステロンの出現も減らしたうえで、働きを取り戻した毛母細胞が毛を十分成長できるよう栄養を与えるために血流をよくするミノキシジルを用いるということです。

このようにAGAの専門医ではプロペシア(フィナステリド)とミノキシジル外用薬の二つの治療薬を処方して薄毛の進行をとめることでAGAの治療を行っていますが、これらの治療薬は市販で購入することができず専門医での診察によってのみ処方してもらうことができるものなので、治療薬が欲しい場合、早めに改善を望む場合には専門医に診てもらい、適切に治療を行っていくことが大切です。

また専門医での治療と並行して、脂質の多い食事を控える、適度な運動をする、喫煙やアルコールを控える、しっかりと睡眠をとる、ストレスを溜め込まないなど生活習慣の改善に努めることで毛の成長を促進することができます。以前は薄毛は遺伝や体質だから仕方がないとあきらめてきた人がほとんどでしたが、家族内で同じような食生活や生活習慣を続けてきたことが「体質」といわれているに過ぎず、生活習慣の改善が遺伝よりも勝るということもあるので自分で薄毛にならないように努力をすることも大切なのです。