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アボルブの料金(値段)と耐性について

アボルブは、デュタステリドを主成分とする内服する育毛剤で、5-αリダクターゼ抑制剤と呼ばれる医薬品の一種で、この5-αリダクターゼは、男性ホルモンであるテストステロンをより活性の高いジヒドロテストステロンに変換する役割を担う酵素ですが、このジヒドロテストステロンが男性型の薄毛や脱毛の原因ともなっているため、デュタステリドを投与することで、5-αリダクターゼの働きを抑制し、テストステロンからヒドロテストステロンへの変換を抑制するというメカニズムや効果が確認されています。

このようなデュタステリドは、もともと前立腺の治療薬として開発された成分ですが、投与された患者に強力な発毛効果が出現したことから、育毛剤にも活用されるようになりました。
また、5α-還元酵素を阻害することにより、このデュタステリドは、男性ホルモンのテストステロンの作用は抑制せずに、より作用が強いジヒドロテストステロンの作用を抑えるという、従来の薬とは異なる作用機序であるために、副作用の軽減が期待されている医薬品で、臨床試験では、デュタステリドを0.5mg投与することで、ジヒドロテストステロンの濃度を89.7%減らし、さらに2週間の投与で速やかに濃度を下げることに成功していますが、デュタステリドは、男性ホルモンの働きを弱くすることで前立腺を縮小させて小さくする働きがあります。

このアボルブは、英国の製薬会社が開発した前立腺肥大症のための治療薬ですが、デュタステリドが配合されているジェネリック薬でもあり、この薬は、日本では2009年に厚生労働省に承認されていますが、現在では85ヶ国300万人の患者に使用されています。

そして、アボルブの飲み方は、通常、1日1回、0.5~2.5mg、1~5錠の服用となりますが、カプセル服用時は、カプセルを噛んだりつぶしたり破いたりしないで、そのまま服用するようにし、飲み忘れた場合には予定時間を過ぎていても服用し、次の服用が近い場合には飛ばして服用して2回分をまとめて服用しないようにします。

また、この薬は男性専用の医薬品のため、女性には絶対に禁忌で、女性に対しては非常に重大な副作用の危険があり、皮膚から吸収されることがあったり、胎児に副作用の影響もあるため、妊婦はカプセルに触れないようにします。
さらに、妊婦への輸血による問題が起こることがあるため、服用した男性は、最後の服用から6ヶ月は輸血を控えるようにします。

なお、デュタステリドは、ステロイドと構造式や骨格は似ていても、ステロイドがいろいろな部位に作用するのに対して、デュタステリドは、5α還元酵素を阻害する働きしかなく、ステロイドではない医薬品です。

また、デュタステリドは、長期間の使用により、より多く摂取しなければ効果がなくなってしまい、摂取を止めることで以前よりひどい薄毛に急速に後退する恐れがあるという耐性の問題は、4年の臨床試験データのなかでも耐性があるという結果は出ていないことが確認されていますが、デュタステリドの考えられる副作用として、性的な不能や性欲減退、胸の女性化や精液のボリューム減少、肝機能の変化などが挙げられています。

そのため、デュタステリドを服用する場合には、なるべく体調管理も含めて、AGAを扱う病院で処方してもらうようにしたほうが安心で、芸能人も薄毛対策として病院を訪れています。

そして、アボルブの料金(値段)は、1ヵ月で約6000円~7000円程度ですが、保険適用でも、自由診療でも、医療費控除が認められているので、まず、病院を受診して、自分の体調やAGAの進行具合、そして、AGAの治療効果などを考慮し、医師と相談しながら、治療を受けることが安全であるといえます。